2024年04月17日( 水 )

マクドナルドのソーセージエッグマフィンに「ヒトの歯」が混入

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 金沢市内にあるマクドナルド金沢有松店で、今年8月にソーセージエッグマフィンを食べようとした男性客から「異物が混入している」と申し出を受けていた件で、混入していた異物が「ヒトの歯」であったことがわかった。

 男性客からの申し出を受け、金沢市保健所が同店に対して混入の原因を調査するよう指示し、11月1日に報告書の提出を受けていた。報告書では混入していた異物が「ヒトの歯」であることを断定しているものの、調理過程においても製造過程においても、歯がいつどのように混入したかの特定はできなかったとしている。今のところ、男性客から健康被害の報告は入っていない。

 金沢市保健所担当者の話によると、8月3日昼頃、同店から保健所に対し、「8月2日の朝8時半頃同店を利用していた男性客から、ソーセージエッグマフィンに異物が入っていたと申し出があった」との報告を受け、市の保健所は異物混入の疑いで同日中に調理現場や在庫の立ち入り検査を実施。同店に対して、(1)混入原因の調査を行い、報告書を後日提出すること(2)男性客に誠意ある対応をすること(3)報告が遅れたことに対しての注意と今後の改善を指示していた。

 同店を運営する(株)貴久は、「本件についての問い合わせはマクドナルド本社に一任している」と案内している。なお、マクドナルド本社は、「すでにお客様と保健所には調査結果を報告している。現段階では再調査を行う予定はない」と話している。

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