JR九州グループ、タイでのホテル事業に参入
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JR九州グループのタイJR九州ビジネスディベロップメント(株)(本社:タイ王国バンコク郡、長井信市朗社長)は、「Aloft Bangkok Sukhumvit 11」(アロフト・バンコク・スクンビット11)の土地建物を11月1日から賃借し、タイでのホテル事業に参入した。
「Aloft Bangkok Sukhumvit 11」は、米マリオット・インターナショナルグループが展開するホテルブランドの1つ「Aloft」ブランドのホテル。2011年に完成した同ホテルは、地上32階建で全298室の客室を備え、屋外プールやレストラン、バー、フィットネスセンターなどの設備も充実している。バンコクの高架鉄道システム「バンコクスカイトレイン」(BTS)のNana(ナナ)駅から徒歩約7分という好立地で、周辺はバンコク都内でも非常に賑やかなエリアとなっている。
今回の「Aloft Bangkok Sukhumvit 11」は、JR九州グループでのタイにおける不動産事業の第3号案件。今後のタイでの市場成長への期待に加え、JR九州グループがこれまで国内で培ってきたホテル運営のノウハウを活用することで、さらなる価値の向上と収益の拡大を見込んで参入を決定した。JR九州グループの海外でのホテル事業としては、同ホテルが初となる。
JR九州広報部は、「今後の方針としましては、グループの中期経営計画で『九州外エリアへの挑戦』を掲げていることもあり、今回のタイや東南アジアを含めて、新たな事業展開を模索していきます」とコメントしている。
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