2024年04月20日( 土 )

仮想通貨関連の(株)フィスコ 業績予想を修正

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 ビットコインを中心とした仮想通貨などの金融情報提供、仮想通貨取引所運営などの(株)フィスコ(東証JASDAQグロース、本社:東京都港区、狩野仁志社長)は12月7日、18年12月期通期の業績予想を下方修正。売り上げ目標の未達により営業損益段階からの赤字になると公表した。

 また連結子会社である(株)ネクスグループ(東証JASDAQスタンダード、本社:東京都港区、秋山司社長)が、18年11月期において特別損失(減損損失)を計上する見込みとなったことで、フィスコも約10億3,100万円を特別損失として計上する。修正後の連結売上高は116億1,400万円、営業利益▲4億9,400万円、経常利益▲20億7,800万円、当期利益▲23億5,700万円となり、対前年比で減収減益。期末配当予想も無配とした。

 同社の持分法適用関連会社の(株)フィスコ仮想通貨取引所(FCCE)は、今年9月にハッキング被害で仮想通貨が流失した仮想通貨取引所「Zaif」事業を、テックビューロ(株)から11月22日付けで事業譲受している。
 

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