2024年04月20日( 土 )

くろがね工作所 不適切な会計処理の調査で決算短信開示を延期

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 オフィス家具中堅の(株)くろがね工作所(東証二部、本社:大阪市西区、福岡支店:福岡市中央区、神足泰弘社長)は12月7日、過年度にわたる会計処理の一部で不適切な会計処理が行われた可能性があるため、同日開催の取締役会で第三者調査委員会の設置を決議したことを公表した。
 それにともない2019年1月18日に予定していた18年11月期決算短信の発表について延期することを決めた。決算におよぼす影響についても、判明次第、速やかに公表するとしている。

 調査に至った理由としては、過年度における特定の営業拠点での売上計上時期の妥当性や仕入原価の処理の妥当性に問題のある処理が確認されたため、としている。
 この発表を受けて同社の株価は、週明けの10日、年初来安値をつけた。

関連記事