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2018年12月12日 17:13

【片岡亮の業界インサイダー】貴乃花「夫妻」ともに出馬オファーの動き

 日本相撲協会に引退届を提出した元貴乃花親方の花田光司氏が、元アナウンサーの景子さんと離婚。両者には政界進出のウワサが燻っている。

「このタイミングでの離婚は、そういう視点で見ればウェルカム。別居してライフスタイルが別々になっているのなら、ごまかして仮面夫婦を続ける方がしんどいからね」

 こう話したのはベテラン選挙サポーターだ。来夏に迫る次期参院選に向けて各党が候補者選びに躍起だが、中でも話題性の高い有名人候補の起用も水面下で動きがあり、元夫妻には離婚前から「出馬オファー候補」として名前が挙がっていたという。

 9月下旬、筆者が写真誌で夫妻に離婚の可能性があることを伝えたのは、花田氏の角界引退発表に際して夫妻のギクシャクをキャッチしていたからだが、夫婦間の問題はあくまでプライベートな話。男女関係というのは常に流動的で、とくに破局のキャッチは困難だ。過去、「別れる!」と大ゲンカしたカップルが翌日に仲直りするケースもあった。ただ、出馬話が絡むと、それは野次馬的な視点だけではなくなる。夫妻の動向はそういう意味で非常に気になることだった。

 10月上旬、相撲ジャーナリストの横野レイコ氏がテレビ番組で夫妻の離婚話について「いまそういう心配はない」とハッキリ言っていた。そこに説得力のある根拠があれば、たとえ結果的に誤報でも「いろいろな情報があったのだ」と納得できたが、そのあたりいっさい口にしていないのに、まるで夫婦仲を見たかのように断言していたのは奇妙だった。もっとも、横野氏は日馬富士の暴行騒動でも、事実と違う凶器の使用を公言して世間を惑わせており、とても情報精度が高いようには見えず、おそらくは白黒ハッキリ言う方が受けが良いワイドショーに向けたパフォーマンスだったのだろう。しかし、これを見て「いいかげんなこと言うなあ」と漏らしていたのも先の選挙サポーターだった。なにしろ引退騒ぎ以降、景子さんは貴乃花部屋に出入りする姿がなくなっていて、夫婦の“共同作業”はゼロ同然になっていたからだ。

 同時期、景子さんの古巣のフジテレビ関係者が、「来年スタートの番組に景子さんを起用したい」なんてことを口走っていた。番組自体が仮の企画段階で具体的に動いているわけではなかったが、出演者の候補にその名が出るのは、何らかの“前提”があるようだった。
 景子さんはフジテレビのアナウンサーだった時代、自慢の3カ国語を発揮したくてフランス行きを希望、それが叶ってパリ支局にいたことがあり、アナ時代を語るときの重要なエピソードにもしている。結婚時「次は自分の夢ではなく、夫の夢を叶える」と言って仕事を辞めたが、本来は持っているスキルを生かしたいタイプだ。筆者が以前、花田氏の母親でタレントの藤田紀子さんに話を聞いたとき、「おかみさんをやっていたときは食事の用意が大変で、そのことばかり頭にあって夢の中でも食事を作る毎日だった」と言っていた。

 「正直、おかみさんをやめたとき、これでもう食事の用意をしなくて済むのねって思ったのよ」(藤田さん)

 多忙を極める部屋の運営から離れると、自分の生き方をしたくなるという前例が、奇しくも絶縁中の親族にあった。もしフジが復帰の道を用意しているなら、かつての職場に戻るのは時間の問題のようにも見えるが、これまた出馬の可能性でいえば「テレビ復帰するなら彼女の出馬はない」ということになる。

 一方、花田氏の出馬情報に関しては、彼を扱ったテレビの情報番組で「そのことには触れないように」と指示するところもあった。何らかの可能性をキャッチして自粛したのだろう。突っ込んで言えば、花田氏は大きな借金を返済中といわれ、日本相撲協会から出される退職金でもそれは完済しきれない額という話だ。角界を出た彼が大きく稼ごうとすれば、新たに事業でも始めない限りタレント転向か政界入りか、どちらかではないだろうか。

「タレントになれば一定の需要はあるだろうけど、先日は特定のワイドショーにだけ独占的に出て、他局を怒らせてしまい、相変わらず周囲との協調が苦手な印象。参院選に出馬してバッジを付ければ、政治に不勉強でも黙って座っていれば月々約130万円の歳費がもらえるから、こっちを選ぶ可能性は十分ある」(前出サポーター)

 現時点で、花田氏の出馬が決まったという情報はないが、「出馬すれば当選の確率はかなり高い」とサポーター。ただ、知名度だけで政治家になっても実際には国民の役に立たないというのは、数々の実例を挙げるまでもない。花田氏への期待にもち出されるであろう「相撲協会の改革」にしても、これはそもそも政治家の仕事ですらない。記者はさまざまな情報の断片を手に入れては伝えるが、受け手には冷静な判断が必要だ。

【片岡亮/NEWSIDER】

<プロフィール>
片岡 亮(かたおか・りょう) 
 1971年生まれ。アメリカでの商社マンを経て、スポーツ紙記者になりながら、K-1にも出場した元格闘家という異色のフリージャーナリスト。社会、芸能、スポーツ、裏社会まで幅広く取材。70カ国以上の海外取材歴もあり、夕刊紙や週刊誌のほか、テレビコメンテーターも務める。拾った猫5匹を育てる愛猫家。通称・ジーパン記者。

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