長崎「軍艦島」来年2月1日から上陸再開へ
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今年10月の台風25号の影響による見学施設の損壊で、10月7日から上陸を禁止されていた長崎市の「軍艦島」。長崎市は12日、来年2月1日から「軍艦島」への上陸を再開する予定を発表した。
「軍艦島」は長崎市の沖にある端島の通称。海底炭鉱の島として、明治時代から石炭を産出。最盛期は約5,300人が暮らしていたが、1974年の炭鉱閉山とともに無人島となった。「端島炭鉱」は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つ。島全体が廃墟となった景観を楽しむ上陸見学は、観光客から人気を集めている。
10月6日、長崎市に接近した台風25号による高波で、桟橋の防舷材や見学用通路の転落防止柵が損壊した。復旧作業は1月末まで行われる。なお、遊覧船による上陸見学ツアーは、現在、上陸のない周遊ツアーに変更されて運航されている。
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