2024年04月20日( 土 )

【福岡県知事選挙】自民県連に推薦願提出の谷口氏「福岡県の経済、九州全体の経済を盛り上げたい」

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谷口 博文 氏

 来春の福岡県知事選に向け、元財務官僚で九州大学学術研究・産学官連携本部教授の谷口博文氏(64)が12日、自民党県連に推薦願を提出した。

 14日、データ・マックスの取材に応じた谷口氏は福岡県の現状について「福岡市以外の地域は、あまり元気がない」としたうえで、「福岡県と福岡市が協力して、福岡県の経済、九州全体の経済を盛り上げていくことが重要」と話した。
 小川県政については「知事は現状維持を重視するあまり、何もチャレンジしていない。何もしないというのはリスクでしかない。県政のトップは信念をもちリーダーシップを発揮すべきではないか」とした。
 また谷口氏は「県内過疎地の交通インフラは危機的状況。県民の目線に立ち、交通弱者を救わなければならない。規制があって整備が難しいというのなら規則を改正すればいいだけだ。まずはアクションを起こすことが重要だ」と語った。

 谷口氏は東大法学部卒業後、1977年に大蔵省(現・財務省)に入省。九州財務局長や関東財務局長などを歴任し、2009年から九州大学の教授を務める。

 福岡県知事選挙には現職の小川洋知事も3期目を目指し、立候補の意向を固めている。

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