福岡市WF地区再整備に400億円、事業者公募へ
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ロープウエーは10年以内に導入?
福岡市は、博多港ウォーターフロント(WF)地区の再整備事業で建設・運営を担当する事業者を2021年までに決定する方針について、17日に行われた福岡市議会の常任委員会で明らかにした。WF地区には、国際会議を行う最大3,000席のホール、大型クルーズ船2隻同時寄港にも対応できるターミナル、観光バスの駐車場が整備される。これら公共施設の整備費は概算で約400億円。解体される福岡サンパレスの跡地には高級ホテルを誘致するという。
WF地区と天神や博多駅を結ぶ新交通システムについては、10年以内の導入を目指すとしている。現在、有識者会議で検討されている新交通システムには、高島市長が「私の夢」と語り、11月の市長選で選挙公約に盛り込んだロープウエーが含まれており、同会議でも高評価。ただし、同会議で半分以上が市職員という委員の構成、ロープウエーが優位になる評価方法など(関連リンク参照)から、「結論ありき」との疑問を抱かざるを得ない。
【山下 康太】
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