国民・稲富氏が決起!地方選立候補予定者4名が揃い踏み
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南区で4議席、自民一強打破の先駆けへ
国民民主党の稲富修二衆議院議員は、福岡市南区で27日に開かれた集会で、4月の統一地方選について同区で県議、市議、それぞれ2名ずつ当選させ、「福岡2区から政権交代の一歩目を踏み出す」と党勢拡大への決意を語った。
4月7日に投開票が行われる福岡県議選と福岡市議選。福岡市南区では、同党候補として、大田京子県議と近藤里美市議が2期目の再選を目指し立候補を予定。その一方で、稲富氏の秘書を務める荒武見希(みるき)氏が県議選、森田俊文氏が市議選へ立候補を予定している。同区では、稲富氏、大田氏、近藤氏がともに映った写真・デザインの国民民主党の広報誌やポスターとは別に、稲富氏、荒武氏、森田氏が一緒に写った配布物やポスターが出回っていた。
政党支持率が低迷するなか、共倒れを危惧する声もあるが、稲富氏には勝算がある。2017年10月の衆議院議員選挙において、稲富氏は、一部を除き福岡2区に含まれる南区で立候補者3名中トップの4万6,364票を獲得(自民候補は4万4,925票)し、小選挙区で敗れるも比例復活当選を果たした。南区における稲富氏の強い支持基盤を生かせば4名の当選は可能と踏んだのである。
集会では、稲富氏に続いて4名の候補予定者がそれぞれ決意と政策を語った。登壇順に、近藤氏は国、県、市連携の重要性、森田氏は教育機会の均等化、大田氏はLGBTへの配慮として中学への制服選択制導入の推進、荒武氏は政治の信頼を回復するための現場主義などについて語った。「グレートな稲富さんのもと、安倍一強を南区から崩す!」(大田氏)。稲富氏らは、会場に集まった支持者らとともに気勢をあげた。
【山下 康太】
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