2024年04月19日( 金 )

【パチンカー代の『釘読み』】パチンコメーカー大手ユニバ×カプコン、夢のタッグ実現

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 パチンコメーカー大手、(株)ユニバ―サルエンターテインメント(以下、ユニバ)とゲームメーカー大手、(株)カプコンは、1月31日、遊技機事業において業務提携に関する「基本合意書」を締結した。

 遊技機の開発・製造・販売において、遊技業界最高峰の実力をもつユニバと、「バイオハザード」「モンスターハンター」「ストリートファイター」など、世界屈指の人気を誇るゲームコンテンツを多数保有するカプコンとの夢のタッグが実現。これにより、両社は遊技機事業の収益力の最大化を目指す。

 今回の業務提携により、ユニバはカプコンに対して、主にスロット用のコンテンツ開発を委託。スロットの販売・広告宣伝活動に際して、カプコンが有する著作権などの使用許諾を得る。

 カプコンは、ユニバからコンテンツ開発機材の貸与などの開発支援を受け、スロットの筐体開発・製造を行う。基本的には、カプコンの子会社である(株)エンターライズが筐体開発・製造業務を手がけるが、カプコンは「まだ基本合意書を結んだ段階ですので、今後、さまざまな選択肢を検討していきたいと考えております」と話している。また、ユニバとの業務提携後、第一弾スロットの販売開始日については未定としている。
 

【ユニバ業績推移】                    (連結決算 単位:百万円)
                                (売上高/営業損益)
【カプコン業績:アミューズメント機器事業(スロット含む)および
その他事業(ライセンス許諾に​​​​よるロイヤリティ収入など)】

【代 源太朗】

関連キーワード

関連記事