伊藤忠、日本アクセスなど4社を完全子会社化

　伊藤忠商事（株）（本社：東京都港区、岡藤正広会長）は5日、連結子会社の（株）日本アクセス、伊藤忠ロジスティクス（株）、（株）レリアン、伊藤忠都市開発（株）の4社を株式交換により、完全子会社化すると発表した。

　株式交換に係る割当比率は、同社1に対して、日本アクセスが24万2646.83、伊藤忠ロジスティクスが0.44、レリアンが13.94、伊藤忠都市開発が19.77。株式交換により同社は普通株式5,524,849株を割り当て交付する。割り当て公布する同社株式は自己株式をもって充当する見通しで、新株式の発行の予定はないとしている。

　同社は4社を子会社化した理由として、ガバナンスをより一層強化し、これからのビジネスモデルへの進化への対応とグループ全体の企業価値向上、加えて資金調達手段としての自己株式の有効活用や税務上適格株式交換を活用した連結所得の拡充を挙げている。

　株式交換契約締結日は2月5日、効力発生日は3月11日としている。