2024年03月29日( 金 )

2019政治決戦でアベノミクスに終止符を!

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は野党共闘のために主権者が主導して支援候補者を選定することが必要だと訴えた2月6日付の記事を紹介する。


国会ではアベノミクス偽装の統計不正問題が論議されているが、これらの審議によって改めて明らかになっている事実がある。それは、アベノミクスが日本の主権者に利益をもたらしていないことだ。
安倍首相は雇用が増えたことだけを懸命にアピールするが、肝心要の日本経済が最低最悪の推移なのである。
2009年から2012年にかけての民主党政権時代の実質GDP成長率成長率平均値+1.7%を大幅に下回る+1.3%が安倍内閣下の日本経済の実績である。これが安倍内閣経済政策=アベノミクスの総合得点である。

日本経済は最低最悪の推移を示している。このなかで、企業収益は2倍の激増を示した。経済全体が最低最悪なのに企業収益は2倍の水準に激増した。
このことは、取りも直さず、労働者の分配所得の減少を意味する。労働者1人当たりの実質賃金は約5%も減少した。
つまり、大資本にとって安倍内閣は、経済全体の推移が最低最悪なのに、企業収益を2倍に激増させてくれた神のような存在だが、圧倒的多数が労働者である国民にとっては、不利益しかもたらしていない内閣なのだ。

ハゲタカファーストで国民の生活は台無し。これがアベノミクスの正当な評価である。2019年政治決戦では、ハゲタカファーストの安倍政治存続を許すのか、安倍政治に退場を迫り、主権者ファースト政策路線への転換を求めるのか、が問われることになる。

オールジャパン平和と共生は、3月2日(土)に「2019政治決戦必勝!総決起集会」を開催する。

1人でも多くの主権者の参集をお願いしたい。

消費税廃止へ!
2019政治決戦必勝!総決起集会
ガーベラ革命で共生社会を実現しよう!

日時 2019年3月2日(土)
   午後1時開場 午後1時半開演

場所 日本教育会館・一ツ橋ホール
   地下鉄メトロ・都営地下鉄神保町駅より徒歩3分

参加費 無料

主催 オールジャパン平和と共生

開会挨拶 原中勝征(前日本医師会会長)
基調講演 鳩山友紀夫(元内閣総理大臣)

第一部 ガーベラ革命で共生社会を実現しよう!
    「消費税廃止へ」向けて
    私たちが求める経済政策公約

第二部 野党共闘実現で安倍政治に終止符を!
    各党代表者からの決意表明

第三部 地方から日本政治を変える!
    地方に於ける条例制定、県民投票、
    都道府県・市町村・首長選・議会選への対応

集会宣言採択

さまざまな色やかたちをした陽気なガーベラは、その場にいる人たちの気持ちを明るくさせる。ガーベラは、「希望」や「常に前進」「限りない挑戦」という花言葉を持つとともに、多様性の象徴でもある。
未来に夢と希望を持つことができない現在の日本政治を、すべての人が夢と希望を持つことのできる、すべての人が笑顔で生きてゆける日本政治に変える。
この「ガーベラ革命」実現を目指す。そのための総決起集会に一人でも多くの主権者の参集を呼びかけたい。

※続きは2月6日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「消費税廃止・最低賃金1,500円実現ガーベラ革命」で。


▼関連リンク
・植草一秀の『知られざる真実』

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