2024年04月25日( 木 )

「ミヤザキナイズ」がコンセプト~ミヤザキナイズダイニングどれみ

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 3月に入り、進学・就職・転勤を目前に控え、歓送迎会を始めとした宴会の需要が高まる季節が近づいた。今回は中央区今泉にある、宮崎をコンセプトにした居酒屋を紹介する。

 

藤澤和昭オーナー

 同店のオーナーである藤澤和昭さんは宮崎県日南市出身。高校卒業後、居酒屋、焼鳥屋など、さまざまな業態ジャンルの飲食店で経験を重ね、調理から接客まで何でもこなす。2013年2月に念願だった独立をはたし同店をオープン。今年2月で丸6年を迎えた。藤澤さんは、「もともと接客が好きだったこともあり、ずっと飲食業を続けているが、この仕事はお客様と直に接することができ、反応を間近で見られるのが楽しい。お店が7年目を迎え色々やりたいこともあるが、将来的には地元宮崎にお店を出したい」と語る。

 店名の「ミヤザキナイズ」には、「食を通じて宮崎を知ってもらい、好きになってもらいたい」との想いが込められている。店内にはモアイ像の置物や宮崎のゆるキャラ、ポスターなど、至るところに宮崎に関係するものが置かれ、南国のアットホームな雰囲気が感じられる。

もも焼き

 メニューは藤澤さんの地元・宮崎の食材を主に使用。さらには、調味料に至るまで宮崎産にこだわっている。料理は宮崎の定番料理からマイナーな郷土料理、季節や旬に合わせたおすすめメニューを取りそろえ、ドリンク類は定番ものからレアな宮崎焼酎、宮崎産の果実酒や日本酒、ワインなど、他店ではなかなか見かけることができないものを用意している。

 料理メニューの一番人気は、藤澤さんが母親から受け継いだレシピを忠実に再現した「かず子さんのチキン南蛮」。程よい甘さのタルタルソースは、好みで量が選べるようになっていて、福岡県民はもちろん、地元民にも好評だとか。ほかにも、宮崎地鶏もも炭火焼きやおび天、冷や汁といった郷土料理、さらには、「UMK」「MRT」といった地元民のみぞ知る珍名メニューなど、随所にオーナーの遊び心が見受けられる。

 大人数(およそ15名程度)による宴会から1人飲みまで、さまざまなシーンで活用できるが、歓送迎会シーズンには、チキン南蛮、もも炭火焼、ビフテキが付いた、「デラックスミヤザキナイズ10品コース」(2時間飲放付3,980円)がおススメ。筆者も2月に某飲み会で利用させてもらったが、コースにありがちなロークオリティ、提供スピードの遅れなどはなく、従業員の接客の質も申し分ないものであった。

 食事を終えて帰るころには、きっとあなたも「ミヤザキナイズ」されていることであろう。

【長谷川 大輔】

【店舗データ】
・住所:福岡県福岡市中央区今泉2-3-18 倶会ビル1F
・TEL:092-716-3666
・営業時間:平日午後6時~翌午前1時、金土祝前日:午後6時~翌午前3時
・定休日:なし
・客単価:平均3,500円

最後までお読みいただいた方には同店の看板メニュー「かず子さんのチキン南蛮」をサービス!

 

※1組につき1皿まで
※来店時に本画面をスタッフに提示
※記事掲載日から30日間有効

 

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