2024年04月20日( 土 )

泥酔女性への準強姦で起訴の男性会社役員に無罪判決 

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 泥酔した20代女性に暴行したとして準強姦罪に問われた福岡市博多区の40代の男性会社役員に対し、福岡地裁久留米支部は12日、無罪(求刑懲役4年)を言い渡した。

 判決で西崎健児裁判長は、女性が抵抗できない状態だったと認定したが、被告が女性の許容を誤信してしまう状況にあったと判断した。

 2017年2月5日、福岡市内の飲食店で女性と被告は同じサークル10数名で飲食していた。男性は泥酔し、個室で寝かされていた女性を暴行したとして起訴された。

 今回の判決を受けて、福岡地検は「判決内容を検討し、上級庁とともに協議の上、適正に対応したい」としている。

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