2024年03月29日( 金 )

まちかど風景・中央区~春吉で進むホテル開発ラッシュ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡市屈指の繁華街「天神」、西日本最大級の歓楽街「中洲」の両エリアが徒歩圏の中央区春吉で、ホテル開発が活発化している。

 とくに、福岡市中央区春吉3丁目、パチンコホール「玉屋本店」周辺エリアは、建設中のものから今後新設予定のものまで、ホテル開発が盛況だ。

 「(仮称)春吉3丁目ホテル」はS造4階建てで、延面積407.72m2の全8室。建築主は(有)サウスコーポレーション、設計者は積水ハウス(株)福岡シャーメゾン支店で、営業予定者は(株)リクリエ。着工予定は2019年5月頃となっている。

 

「『(仮称)春吉3丁目ホテル』建設予定地」

 

 「(仮称)春吉三丁目BLD」は、RC造9階建てで、延面積646.09m2の全15室。建築主は(株)LEAD SAIL、設計者は(株)安成工務店で、着工予定は19年5月頃となっている。

 

「『(仮称)春吉三丁目BLD』建設予定地」

 

 「プリオール天神東」は現在工事中。SRC造8階建てで、延面積3,541.70m2の全69室。建築主は共立地所(株)、設計者は(株)太陽設計となっている。なお、営業予定者は未定となっている。

 

「『プリオール天神東』建設現場」

 

 このほか、「(仮称)春吉PROJECT(S造8階建て、延面積500m2。建築主:(株)九州不動産管理センター、設計者:マツダグミ一級建築士事務所)」も計画されている。

 

「『(仮称)春吉PROJECT』建設予定地」

 

 福岡市中央区春吉3丁目は、営業中の「東急ステイ福岡天神」「ホテルWBF福岡天神南」などの既存ホテルの存在もあり、今後ホテル間における宿泊客争奪戦は激化が予想される。

【代 源太朗】

関連キーワード

関連記事