2018年度貿易収支、3年ぶりの赤字~九州圏内は輸出好調、初の9兆円台に
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財務省は2018年度貿易収支統計の速報値を発表、1兆5,854億円の赤字となったことを明らかにした。
同年度の輸出額は自動車などが牽引して80兆7,088億円(前年度比1.9%増)、輸入額は原油や液化天然ガス(LNG)の輸出が増加したことにより82兆2,943億円(同7.1%増)だった。
いっぽうで九州圏内では輸出が好調に伸びている。門司税関の発表によると、同経済圏の貿易収支は1兆6,176億円の黒字。
部門で見ると、自動車は中国やアラブ首長国連邦向けが増加し2兆2,619億円(同6.3%増)、韓国やマレーシア向けに軽油などの石油製品が著しく伸長して1,717億円(同73.5%増)だった。
【小栁 耕】
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