2024年03月28日( 木 )

野村HD、10年ぶりの赤字~役員賞与ゼロに

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 野村ホールディングス(HD)が25日に発表した2019年3月期連結決算(米国会計基準)で、純損益が1,004億円の赤字だった(前期は2,193億円の黒字)。通期での赤字転落は09年3月期以来10年ぶりとなる。過去に買収した米リーマン・ブラザーズの「のれん代」を減損処理したことが大きな要因となっている。

 今回の結果を踏まえ、野村HDは同社と傘下である野村證券の取締役や執行役員など約60人を対象に業績に応じて変動する役員賞与をゼロにする。

関連記事