2024年03月29日( 金 )

【中国ニュース】2019年全国両会が開催される

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 3月3日~13日、3月5日~15日、中国人民政治協商会議第13期全国委員会第2会議と第13期全国人民代表大会第2回会議が北京にて開催された。習近平国家主席、李克強国務院総理らが開幕式に出席した。

 同会議では、政府活動報告に関する決議草案、外商投資法草案、2018年度国民経済・社会発展計画執行状況及び2019年度国民経済・社会発展計画案に関する決議草案などが審議、採択された。

 李克強総理が行った政府活動報告では、昨年は国内総生産(GDP)成長率が6.9%で、規模が90兆元を突破したが、この一年で我々は大きく変化する外部環境に直面し、中米経済貿易摩擦が一部の企業の生産、経営、市場の先行きに悪影響をもたらしていると回顧した。

 今年は建国70周年であり、(2021年の)共産党創立100周年までに小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成させるという目標を達成する上で大切な年である。2019年はGDP成長率目標を6~6.5%とし、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開催を成功させる、経済グローバル化と自由貿易を断固として擁護し世界貿易機関(WTO)の改革に積極的に参与する、東アジア地域包括的経済連携(RECP)交渉、中日韓FTA(自由貿易協定)交渉を推し進める、ビッグデータ、人工知能(AI)などの研究開発と応用を強化して次世代情報技術、バイオ医薬品、新エネルギー車、新素材などの新興産業を育成し、デジタル経済を発展させる、知的財産権の保護を全面的に強化することなど、各分野での新たな目標が掲げられた。

(中華人民共和国駐福岡総領事館『中国物語in九州』より)

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