2024年04月18日( 木 )

第9回社内木鶏全国大会開催~九州地区からゼオライトが出場

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 (株)致知出版社主催の「第9回社内木鶏全国大会」が11日(土)、東京都千代田区の「ホテルニューオータニ東京・芙蓉の間」で開催された。同大会には約1,200名が参加し、参加者は全国5ブロックから選出された代表企業の発表に、多くの気付きと学びを得た。各ブロックの代表企業は以下の通り。

九州地区代表  ゼオライト(株) 業務内容:水処理プラント設計・施工・メンテナンスほか
北信越地区代表 (株)銀座    業務内容:作業服・作業用品の小売業
東北地区代表  (株)ひまわり  業務内容:福祉サービス業
関東地区代表  (株)浜屋    業務内容:リユース・リサイクル事業
東海地区代表  (株)サンポーコーポレーション 業務内容:飲食事業、宅配弁当事業ほか
※発表順

多くの参加者が意見交換を楽しんだ

 誌面を通じて、偉大な先達たちの体験談や言葉などを紹介し、読者自身の仕事や生き方に生かしてもらう「人間学」を提案する致知。全国約1,200社の企業が社員教育のツールとして購読しており、致知を通して得たモノ・コトを共有する場である「社内木鶏会」は、上司と部下といった垣根を越えて話しあえる社内コミュニケーションの促進手段として、致知導入企業から重宝されている。

 九州地区代表に選出されたゼオライト(株)は、全国有数の井水利用技術(井水処理プラント)や産業用排水処理技術などを有する水創り企業。企業理念として、良い水創りにとどまらず、良い人財(ひと)創りも掲げており、その達成のために、致知を活用している。

 発表では、同社代表社員として、営業本部・本社営業部課長の縄田真也(なわた・しんや)氏が登壇。「会社を辞めることを考えた時期もありましたが、相談した当時の上司が福岡から自分のいる岡山営業所まで直接話を聞きにきてくれました。この時の体験もあり、休止していた社内木鶏会再開の音頭を取らせていただきました。木鶏会は仲間にパワーを与え、仲間からパワーをもらえる場です」と、普段は立場などもあり話せないことをお互いに伝えられる社内木鶏会という場が、今では必要不可欠なものと感じていると話した。

木鶏会の重要性を話す縄田課長
社員一丸となって100年企業を目指すと意気込む嶋村代表

 

 続いて登壇した同社代表取締役社長、嶋村謙志(しまむら・けんし)氏は経営のバトンを、創業者で同社取締役名誉会長・河村恭輔氏から引き継いだ時のことを振り返りながら「これまで、言いたくなかったこと、見たくなかった書類から逃げていた」と当時の心情を吐露。続けて、「そんな時に、自分を鼓舞してくれたのが致知でした。紹介される人物たちの話を読み、『自分ならどうするか』と、自身へ問いかけることが増えていきました。誰よりも努力すれば、夢は必ず叶う。これからも、学び続けることで100年企業を目指します」と、経営の難しさや、困難を打破するために社員一丸となって取り組むことの必要性を、致知は読者に改めて教えてくれると話した。

 当日は参加者による交流会も催され、第9回社内木鶏全国大会は盛況のうちに閉幕した。

※ゼオライト(株)の発表映像はコチラ

【代 源太朗】

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