2024年04月20日( 土 )

西日本新聞ビルディングが「天神スカイホール」の運営をTKPに移譲~TKPと日本リージャスが全国初の共同出店

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 (株)西日本新聞社のグループ会社である(株)西日本新聞ビルディング(福岡市中央区)は、現在運営している「天神スカイホール」の営業を8月末で終了するとともに、9月以降は貸会議室大手の(株)ティーケーピー(東京都新宿区)(以下、TKP)に運営を移譲。これを受けてTKPでは、子会社の日本リージャスホールディングス(株)(東京都新宿区)(以下、日本リージャス)との全国初の共同出店施設「TKPガーデンシティPREMIUM天神スカイホール」「リージャス福岡天神スカイホールセンター(仮称)」を9月1日から順次開業する。

 今回、TKPが運営の移譲を受けた「天神スカイホール」は、西日本新聞会館の16階に位置する2,399.87m2のフロア。フロア内を会議室エリアとオフィスフロアに分け、会議室エリアが「TKPガーデンシティPREMIUM天神スカイホール」(以下、TKPスカイホール)、オフィスフロアが「リージャス福岡天神スカイホールセンター(仮称)」(以下、リージャススカイホール)として運営される。両エリアの受付や事務所などの運営機能を共有することで、顧客サービスの向上とスペースの有効活用につなげる。また、フロア内のレストラン「ル・ブション」についても、TKPが引き継いで運営する。

 TKPスカイホールは1,672.30m2で全5室・627席を備え、9月1日に開業。イベントや展示会、講演会、シンポジウム、各種パーティーなど多目的での利用が可能。一方のリージャススカイホールは727.27m2で、コワーキングスペースやレンタルオフィス機能が入る予定だが、詳細および開業日は未定。

 TKPスカイホールとリージャススカイホールの開業により、TKPが福岡県内で運営する施設は17(131室・7,967席)に、日本リージャスが運営するレンタルオフィスは9施設になる。

 今回のTKPと日本リージャスとの共同出店により、時間貸しの会議室から、短中期のレンタルオフィスやサブスクリプション契約まで、細分化されたビジネス需要に対しての最適化したサービスの提供が可能となる。今後のTKPと日本リージャスの共同出店などの具体的な計画は未定だが、「両社の連携をさらに強めていく」(TKP広報担当者)としている。

【坂田 憲治】

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