2024年04月19日( 金 )

西鉄、アメリカで物流倉庫を開発

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メリカ・イリノイ州シカゴにおける物流倉庫の開発

 西日本鉄道は同社の現地法人NNR Realty Investments USA,Incを通じ、三菱商事傘下の北米不動産投資会社であるDiamond Realty Investments,Inc.(以下、DRI社)およびDRI社のパートナーCrow Holdings Industrialと共同でアメリカ・イリノイ州シカゴで物流倉庫の開発を行う。

 アメリカはGDPの成長率が堅調で、生産年齢人口の増加や失業率の低下などにより、安定的な不動産需要を生み出しており、さらに近年のEコマース産業の発展にともなって、物流倉庫は今後も安定的な需要が見込まれるという。

 同物流倉庫はシカゴ中心部から約50kmの場所に位置し、2020年7月に完成する予定。建設に合わせてリーシングを進め、テナントの入居がある程度進んだ段階で機関投資家などに一括売却を計画している。

 本開発について、西鉄は「物流倉庫開発のノウハウを吸収することで、新たな収益基盤を確立し、アメリカでの不動産事業拡大に努めていく」としている。

■物流倉庫の概要

<所在地>
イリノイ州シカゴ

<タイプ>
物流倉庫
<構造・階数>
RC造1階建て

<敷地面積>
約432,000m2
<総延床面積>
約96,000m2

<棟数>
4棟

<総事業費>
約9,600万ドル

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