2024年04月20日( 土 )

福岡市の本格中華老舗「五福」来年1月閉店

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 福岡市西区福重で営業している「中華菜館 五福」が来年1月26日をもって、閉店することがわかった。

 同店によると、人手不足にともなう労働環境の変化が閉店の最大の理由だという。今もランチタイムは満席になり、年末年始は忘年会や新年会で多忙を極めているとのこと。営業だけなら5年、10年続けられる自信はあるだろうが、実に惜しい。建物の解体などは検討中とのこと。今後、小型店舗にリニューアルして「五福」の名前は残す予定である。

 同店は1982年創業。福岡市内の中華料理店では最大規模の席数を有する。1階がレストラン、2・3階が宴会場で合計500席ある。

 創業時からの「五福」ファンも多い。西区在住の男性は「30年来、家族の祝いことで利用していた。今も人気があるのに、残念」と惜しむ。

【東城 洋平】

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