2024年04月20日( 土 )

福岡県の魅力を発信する基地として~東京・半蔵門「福岡料理と旬の味 福扇華(ふくおか)」

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 東京都千代田区麹町にあった旧・ふくおか会館跡地にある、住友不動産ふくおか半蔵門ビル。その1階部分にあるレストラン「福岡料理と旬の味 福扇華(ふくおか)」は、福岡県初のアンテナレストランとして、2018年11月21日にオープンした。

 店内は福岡県にちなんだ装飾や調度類でそろえられ、メニューは福岡県産の食材をふんだんに使用。物販スペースやレセプション会場も用意されており、料理だけでなくプレゼンや商談などでも利用できる施設として注目されている。今回、福扇華の支配人を務める前田幸輝氏に話をうかがった。

累計来店者数は2万人超

 おかげさまで昨年9月、累計来店者数が2万人を超えました。ランチとディナーを合わせると、日々およそ100名前後の方にご利用いただいております。当初は福岡県に関係する企業や行政関係者が利用されていましたが、今では都内近郊の企業や行政関係者が接待などでご利用くださっております。福岡県外の方にとっては、福岡県といえば「料理がおいしい」というイメージがあると思いますが、実際に当店にいらして料理を召し上がっていただくと、「耳にはしていたが、確かにおいしい」という声を数多くいただいております。

店内のいたる所に福岡県にちなんだ装飾品や伝統的工芸品が並ぶ
店内のいたる所に福岡県にちなんだ装飾品や伝統的工芸品が並ぶ
試行錯誤を重ね辿り着いたおもてなし料理の数々は福岡県産の食材をふんだんに使用
試行錯誤を重ね辿り着いたおもてなし料理の数々は福岡県産の食材をふんだんに使用
個室のほか、プレゼンや商談などでも使える最大44名(立食時は60名)のレセプション会場もご用意
個室のほか、プレゼンや商談などでも使える最大44名(立食時は60名)のレセプション会場もご用意

こだわりゆえの試行錯誤も

 福岡県には、地元産の農林水産物が豊富にあります。それ故、どこの食材を何に使用し、どのように調理するのか、提供の仕方に問題はないのかなど、料理長をはじめ、県の担当者の方と何度も話し合いを重ねてきました。料理やサービスに関しては、当初思い描いていたような料理ができなかったり、関係者間の協議で予想以上に時間を要したり、実際のオペレーションがうまくいかなかったりなど、今でも試行錯誤は続いています。

物販コーナーでは福岡県各地の物産品を販売
物販コーナーでは福岡県各地の物産品を販売

福岡の良さをもっと伝えたい

 開業して1年余りが経ちましたが、今後も引き続き福岡県のアンテナレストランとして、都内やその近辺の方に福岡県の良さをもっと知ってもらえるようにしたいです。福岡県は料理だけでなく、「久留米絣」や「小石原焼」などの伝統的工芸品も有名です。お客さまのニーズを汲み取った料理やサービスを提供しながら、福岡県の魅力を発信できるよう、「もっと活発にコミュニケーションを図り、臨機応変かつスピード感ある対応をしていきたい」と考えております。

支配人を務める前田幸輝氏は北九州市出身。長年飲食業界に携わり、海外での勤務経験も持つ
支配人を務める前田幸輝氏は北九州市出身。長年飲食業界に携わり、海外での勤務経験も持つ

【長谷川 大輔】

【店舗データ】

店名:福岡料理と旬の味 福扇華(ふくおか)
住所:東京都千代田区麹町1-12-1住友不動産ふくおか半蔵門ビル1階
TEL:03-3288-2170
営業時間:平日昼の部 午前11時30分~午後3時(ラストオーダー午後2時)
       夜の部 午後5時~午後10時(ラストオーダー午後9時)
定休日:土・日・祝、お盆、年末年始
※土に関してはイベント開催時に限り営業(要確認)

福岡料理と旬の味 福扇華ホームページ
E-Mail:hanzoumon@torizendining.co.jp

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