2024年04月19日( 金 )

外国人技能実習生の受け入れに際し違反行為が発覚~7社の技能実習計画認定を取消

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 出入国在留管理庁と厚生労働省は1月24日付で、機械製造業、縫製業などを手がける7社に対し、技能実習計画の認定の取消を通知した。

 認定取消を受けたのは、(株)イケガミ(石川県小松市、池上茂雄代表)、(株)コノミヤ(大阪市鶴見区、芋縄隆史代表)、(有)サンエイ(香川県さぬき市、中田進代表)、(株)ビクトリー(石川県輪島市、片岡哲弥代表)、北海機材工業(株)(札幌市中央区、神子島隆幸代表)、三木鋼業(株)(香川県高松市、三木高彦代表)、(株)ロング・ライフ(千葉県松戸市、五島充代表)の7社。

 調べによると、7社は外国人技能実習生の受け入れに際し、設定計画に従って技能実習を行わせていなかったり、賃金を支払っていなかったなどの事案が確認された。さらには、時間外労働に対する割増賃金を支払っていなかったり、労働に関する法令違反にともない、事業者が罰金刑を受けるなどの事案も確認されたという。個別の事案の詳細については明らかにされていない。

 厚生労働省の職員によると、7社は今後5年間、技能実習計画の認定を受けることができない。

【長谷川 大輔】

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