2024年03月29日( 金 )

【オンガネジャパン(株)】受験シーズンに高麗人参のススメ~その理由を臨床試験で解明

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 受験シーズンを迎え、受験生たちが日々勉強で忙しい日々を送っているなか、万全に受験に臨むべく、家族の協力のもと、インフルエンザ予防など体調管理に注力する時期でもある。長年、「食と健康」をキーワードに良質な食品を提供するオンガネジャパン(株)は、自社で臨床研究に基づいた高麗人参含有の健康茶を提供。受験生に必要な記憶力や集中力、健康維持・増進のサポートを推進している。

難関大学に合格した大学生、受験で重要なのは「体調管理」

高麗紅参の6年根
高麗紅参の6年根

 ある市場調査会社が数年前に大学生400名を対象に行った意識調査で、「大学入試1カ月前~入試前日にかけて体調を崩したことはありますか」との質問に対し、28%が「ある」と回答。「試験当日に体調を崩した」が11%を占めている。具体的な症状として「微熱」「腹痛」「インフルエンザ」が多く、「飛行機の出発前に点滴を受けた」というコメントもあった。

 受験時に行っていた体調管理の方法について聞くと「睡眠」「バランスの良い食事を心がけた」などが挙げられており、とくに難関大学に合格した学生ほどその意識は高く、試験当日の体調は集中力に影響するか」という質問に対し、96%が「そう思う」と回答。加えて「受験期で最も重視すべきことは体調管理だと思うか」という質問でも、69%が「そう思う」と答えており、難関大学に合格した大学生たちの多くが、学習以上に体調管理を重視している結果となった。

 調査結果でわかるように、受験時に求められているのが体調管理であるということにおいて、そのケアに着目した商品を開発・販売に注力しているのが同社。20年以上にわたり韓国食品を百貨店やスーパーマーケット、ドラッグストアに輸入、卸販売を主とし、韓国海苔を国内で広げたパイオニア企業として業界では知られ、韓国政府から韓日貿易促進に貢献した企業として表彰されている。5年ほど前から韓国産の高麗人参を用いた健康食品事業を展開している。

 数千年前から薬理作用がある健康食材として使われており、韓国では若年層から摂取されて。同社では高麗人参のなかでも特産地として知られている韓国・豊城(プンギ)産の高麗人参を6年間栽培した「6年根」を皮ごと自然乾燥させ、現地のGMP(Good Manufacturing Practice:医薬品、食品などの品質管理基準)認定工場で加工された「紅参」のエキス原料を使用している。「紅参」は炭水化物、アミノ酸類、各種ビタミン・ミネラル、サポニン群を豊富に含み、有効成分「ジンセノサイド」が最も多く含有している。

  同社ではこのエキス原料を用いた健康茶を薬系ルートで販売したところ、万病予防に良いとしてヒット商品に成長。その後、同社ではさらなる原料開発に注力し、「ジンセノサイド」の含有量を高含有で規格基準化した高麗人参エキス原料「ONG-70HN」「ONG-90HN」を開発した。同原料を主成分とする健康茶「528高麗紅参茶 受験王100」の販売を開始した。

臨床試験により医療機関でも評価

健康茶「528高麗紅参茶 受験王100」
健康茶「528高麗紅参茶 受験王100」

 「528高麗紅参茶 受験王100」はブレインフードをキーワードとした健康茶として、その裏付けとなる機能性データの検証をしている。

 九州大学と近畿大学と共同で行った記憶・認知機能を目的とした臨床試験で、健常な小児男女40名を対象に、高麗紅参茶を摂取する20名は試験物群、プラセボ品を摂取する20名はプラセボ群として、摂取前と摂取4週間後で比較。検査方法は「ベントン視覚記銘検査(高次脳機能障がいの神経心理学的スクリーニングで、視覚認知・視覚記銘・視覚構成能力を評価する検査)」「内田クレペリン検査(性格や職業の適性検査で用いられる検査で、知能との相関も高く、受検者が与えられた作業をどれだけ早く処理できるか、またどれだけ効率よく作業がこなせるかといったことを測定・評価)」「TK式田中AB式知能検査(言語式と非言語式を併用し、総合的に知能が測定できる知能検査)」の3種類の検査方法を用いて評価したところ、有効性を確認。今年3月に医療・薬業・栄養関連業界向けの医薬原著論文投稿誌「薬理と治療」に研究成果が掲載された。

近畿大学 大貫宏一郎教授
近畿大学 大貫宏一郎教授

 国内で高麗人参による記憶の臨床試験を行った例はなく、同社は「若年層のために役立つ、確かな機能性を持つ食品であることが確認できた」としているが、さらなる機能性の立証として、学習塾でのモニター試験を実施した。

海風診療所 院長 沼田 光生氏
海風診療所 院長 沼田 光生氏

 試験は山口県内で学習塾「東進ハイスクール」のフランチャイズ事業を展開する(有)アイ・エフ・シーと共同で、塾生徒に1年間飲用して検証した結果、「風邪やインフルエンザを発症せず、受験当日は普段通りの力を発揮できた」「持続して飲用でき、体調の不安もなく、勉強に集中でき、志望校に合格できた」といった声が多く、学習塾側からは「合格ラインが境界域の生徒で難関校に合格した」といい、先述した大学生の調査データを裏付けるような結果がみられた。

 こうした同社の高麗人参の機能性研究活動に医療機関でも評価を受けている。年間3万人以上が診察・治療を受ける、予防医療に特化した医療施設「海風診療所」(山口県周南市)院長・沼田光生氏は「高麗人参は脳に必要な栄養成分がバランス良く含まれており、医療現場でも漢方薬として処方されている機能性素材で積局的に摂取を勧めている。作用メカニズムは解明されていないが、脳に何らかの影響を与えていることはたしかだということが確認された意義は大きい」としている。同社ではこうした機能性研究データを基に、高麗人参の有用性について啓発していくとしている。

高麗紅参茶を手に談笑する生徒
高麗紅参茶を手に談笑する生徒

<COMPANY INFORMATION>
所在地:山口県下関市長府港町10-63
TEL:083-246-3005
FAX:083-246-3006
URL:http://www.ongane.co.jp
事業内容:一般食品、健康食品などの製造・卸販売

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