2024年04月20日( 土 )

中期計画最終年度、大幅に下回る~リテールパートナーズ、経営統合の限界示す

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 リテールパートナーズの2021年2月期は前期比で営業収益が0.2%減、経常利益8.0%減と2期連続減収減益になる。今期で18年2月期からスタートした中期3カ年計画の最終年度を迎えるが、営業収益は2,283億円と計画の2,500億円を217億円、経常利益は48億円と同80億円を32億円それぞれ下回る。

 新規出店が計画の20店の5割と大幅未達なのが主因だ。計画の甘さとともに、持ち株会社による経営統合では規模の利益を生かせないことが根本にある。

 今期の出店は丸久とマルキョウが各1店、マルミヤストアのディスカウントストア子会社・アタックスマートが2店の計4店。マルキョウは今月17日、マミーズ久留米インター店跡に11年ぶりに出店した。一方で2店を閉鎖した。前期までの6店を合わせると3年間で10店で中計で示した半分にとどまる。このうち5店はアタックスマートが占める。

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