主要11社の経常利益率ランキング タイヨーなど5社が上昇
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これまでに判明した主要流通企業11社の2020年2~3月期決算によると、期間のもうけ具合を表す経常利益率(経常利益÷営業収益)は前年度から5社が上昇、6社が低下した。半数近くが上昇したのは、昨年10月の消費増税による需要の落ち込みにもかかわらず、経費削減や粗利の改善などの企業努力で収益性を高めた企業が少なくないことを示す。
上昇した5社のうち、タイヨーとナフコ、イオン九州は減収だったが、販管費削減で利益率を高めた。マルキョウは0.6%の減収で、経費も0.5%増とわずかだが増えたが、生鮮強化や品ぞろえの見直しで粗利益率を改善し、1.92%%と0.08ポイント高めた。ダイレックスは増収効果に加え、医薬品など採算の良い商品の増加で3.94%と0.25ポイント上昇した。
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