2024年04月16日( 火 )

駅前に来年2月完成 日田で3棟目「アメイズマンション」~(株)シフトライフ

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アメイズ日田駅前中央-イメージパース

 JR日田駅前から徒歩3分、スーパーマーケット・サンリブ日田の駐車場跡地でマンション開発が行われている。博多駅までは駅前のバスターミナルから高速バスで約1時間半程度と通勤圏内にあり、日田市は県境を隔てながらも、福岡市のベッドタウンという側面もある。
 開発中のマンション「アメイズ日田駅前中央」(27戸)は、コンパクトながらJR日田駅やバスターミナルへのアクセスの良さなどから、すでに6割以上の契約が完了しているという。完成は来年2月(引き渡しは3月)を予定。今年1月の販売開始で、郊外型のマンションとしては異例のスピード感で販売が進んでいる。

 アメイズ日田駅前中央を開発する(株)シフトライフ(福岡市)は、これまで日田市内で2棟の分譲マンションを開発してきた。同社社長・樋口由紀夫氏は日田市生まれで、33歳まで日田で過ごしたといい、前職で企画した物件を含めれば、これまで計3棟の供給実績がある。樋口社長は、
「毎年マンション開発ができるような大きなまちではありませんが、温泉もあり自然豊かで水はきれい、福岡市や大分市、熊本市などへのアクセスの良さも魅力です」
 と、日田について話してくれた。

 JR日田駅周辺は、飲食店などはもちろん、スーパーマーケットやドラッグストア、病院、銀行など生活に関わる施設やインフラがそろっており、アメイズ日田駅前中央は一般的な購入層である3人家族などのほか、単身者の購入も目立っているという。
 「コロナ禍は、地方を見直すきっかけになるでしょう。当然ですが、福岡市中心部で販売されるマンションと比べたら、アメイズ日田駅前中央は安価。地元で働く方はもちろん、福岡市内に通勤する方にも検討していただきたいですね」(樋口社長)と、マンション企画に自信を覗かせる。

 同社は日田に限らず、これまで九州各地の地方都市でマンション開発を行ってきた。地方都市は大手が手を伸ばしにくいこともあり、地場マンションデベロッパーの競争が続いているが、同社の強みである「安価」で「立地が良い」マンションは人気を博し、これまで好調な販売推移をたどってきた。

 新型コロナウイルス感染拡大により、「新しい生活様式」が取り沙汰されている。そんななかで、自然豊かでアクセスも良い地方の存在感は今後高まっていくだろう。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:樋口 由紀夫
所在地:福岡市中央区天神4-8-25
設 立:2006年8月
資本金:1,000万円
株 主:(株)アスコット(東証ジャスダック)
TEL:092-791-6100
URL:http://shiftlife-corp.com

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