2024年04月23日( 火 )

コロナにしぶとく粘るゴルフ場・・・結局は値下げが唯一の手立て

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡県西部地区のゴルフ場で、対前年同月比(5月)において売上を伸ばしたのは二丈カントリークラブのみ。低価格を売り物にし、レストラン、浴場はシャットアウトして、お客の回転だけに注力しての成果である。お客のマナーもあった物ではない。我がペースでプレイする。

 片やほかのゴルフ場は入場者数の落ち込みを70%に食い止めたが、売上は半減している。原因はパーティの全滅、レストラン利用者の急減によるもの。たとえばあるゴルフ場の実績は客数1,000組(前年5月1,400組・70%確保)、入場数3,300人で売上は半分にとどまっている。
 営業責任者は
「結局は値下げでしかお客の減少を食い止める策はなかった」
 と嘆く。

 後半戦の見通しは!!コンペの数は戻ってきている。あとは6月の梅雨の影響、8月の盆過ぎから9月にかけて台風の被害が出るかどうか、という天候次第のようだ。

入場者数の落ち込みを食い止めるために「特別優待券」の配布も

関連キーワード

関連記事