2024年03月29日( 金 )

石村萬盛堂“コロナ退治”を願う「番外・祇園饅頭」を期間限定全国発売!

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
祇園饅頭(赤短冊)
表・清正公虎退治

 博多を代表する老舗菓子舗の(株)石村萬盛堂(福岡市博多区)は7月1日、「退治」を物語る標題で「番外・祇園饅頭」を発売した。

 これは、例年7月1~15日の期間に行われる伝統的な祭り「博多祇園山笠(山笠)」が、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期されたことを受けたものだ。

 山笠の始まりは、1243年(寛元元年)博多に疫病が流行ったとき、聖一国師が町中に聖水をまいてまわり、疫病を退散したことが起源とされている。このように歴史ある山笠の期間に毎年販売しているのが、「祇園饅頭」だ。疫病退散という山笠本来の意味をしっかりと受け止め、今年は特別に「コロナ退治」を祈願し、櫛田神社にお祓いを受けた特別な包み紙を用いて「番外・祇園饅頭」として発売する。

770年以上もつづく「博多祇園山笠」、戦後初の延期となった
ほんのり酒かすの風味が漂う生地の祇園饅頭

 「番外」ということで、今年は「BASEオンラインストア」を立ち上げて、初の全国販売を行う。同時に、博多縁起「番外・大黒飴」なども販売する。疫病退散の祈願の意を込めた「番外・祇園饅頭」を日本全国に届けたい――石村萬盛堂の想い溢れる期間限定の菓子をぜひ(7月15日までに届くよう、11日正午までの期間限定販売)。

 

【松本 悠子】

▼関連リンク
石村萬盛堂 BASEオンラインストア

関連キーワード

関連記事