2024年03月30日( 土 )

小笹団地の余剰地 えんHDグループが取得へ

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 小笹団地建替余剰地の事業者選定について、福岡県住宅供給公社は31日、最優秀事業者をえんホールディングス(福岡市博多区)を代表企業とするグループ(以下、えんHDグループ)に決定した。
 えんHDグループの提案は、「地域住民も利用できる共用スペースを計画し、既存の緑を残して地域の記憶を継承し、コミュニケーションを重要視した意欲的な提案」(選定委員会)と評価された。

 建替えを軸に再生が進められている小笹団地は、北側エリアに余剰地があり、昨年10月から公募が始まり、今年3月25日から4月15日まで提案書の受付が行われていた。売却される余剰地は、クラシオン小笹山手(福岡市中央区小笹4丁目)の南側1万8,082m2で、売却基準価格は16億1,700万円(売却額は非公開)。9月までに売買契約が締結される見通し。売却後は、分譲マンションが開発されるとみられる。えんHDはこれまで、福岡市内で約110棟の分譲マンション・エンクレストを供給してきた。

【永上 隼人】

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