2024年04月20日( 土 )

ディスカウントストア8社の前期決算、3社が経常減益

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消費増税、人件費高響く

 九州の大手・中堅ディスカウントストア(DS)8社(下記)の前期決算は、アレス以外の7社が増収だったが、経常利益は三角商事とマックスバリュ九州「ザ・ビッグ」を除く6社のうち、減益・赤字が3社と5割を占めた。消費増税と人件費などのコスト高で収益環境が厳しくなっていることを示す。新型コロナ感染下の今期は巣ごもり消費を取り込めるかどうかで企業間格差が出そうだ。

 増収・経常増益はダイレックスと中堅のロッキー、アタックスマートで、3社とも出店で売上を伸ばし、経費増を吸収した。

 トライアルカンパニーとミスターマックスHDは増収減益だった。トライアルは子会社の取り分を増やすため本体の粗利を削ったことで47.3%の大幅経常減益になった。連結ベースでは24.1%の減益としている。

 トライアルの決算上の営業収益は4,279億円(8.4%増)だが、小売金額にすると4,834億円になる。

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