2024年04月26日( 金 )

湯溜池に元岡中学校の新設校、周船寺花火大会は継続

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 福岡市教育委員会は、元岡中学校の分離新設校について、建設候補地を同校区内にある「湯溜池」にする方針であることを明らかにした。

 近年、元岡校区の校区人口は平均約12,100人で推移(下図参照)しており、今後も同水準で推移することが予想されている。元岡中学校の分離新設は、すべての学生たちに安心・安全に学べる学習環境を提供するためにも、必要不可欠といえる。

20年の数字は6月末時点のもの

 ただ、分離新設校の候補地が「湯溜池」となると、地元住民にとって最大の関心事になるのが「周船寺花火大会()はどうなるのか?」ということだろう。周船寺花火大会の花火の打ち上げ場所は湯溜池だからだ。
 分離新設校の用地は、湯溜池の西側半分を埋め立てることで確保する方向で検討されている。福岡市教育委員会は、これまで通り花火大会の開催が可能か、安全性が確保できるかなどについて消防や警察にも確認をとっている。その結果によると、周船寺花火大会は従来通り開催可能とのこと。ひとまず、ほっと一安心といったところだろう。

湯溜池

 分離新設校は2026年4月の開校を目指している。

※周船寺花火大会の正式名称は「丸隈山古墳観世音大祭奉納花火大会」。長年、夏の風物詩として地元住民に愛されている。 ^

【代 源太朗】

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