2024年04月19日( 金 )

19年度 主要25社中13社が固定費削減 1位は井筒屋16.8%減

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 年商200億円以上の企業25社を対象に2019年度決算における固定費(販管費+営業外費用)の増減を調べたところ、5割を超える13社が前年度から削減したことがわかった。百貨店は5社中、4社が減らし、削減幅の大きい上位5社中4社を占めた。

 最高は井筒屋の16.8%減。コレット、宇部井筒屋の閉鎖と黒崎店のウリ場縮小で家賃と人件費が減った。10.2%減の2位岩田屋三越は久留米店本店のウリ場縮小と新館閉鎖によるところが大きい。トキハも別府店の直営売り場縮小などで4.5%カットした。

 トライアルカンパニーは小売子会社への人員移籍で7.0%減らした。グループ全体で固定費が減ったかどうかは連結決算でないとわからない。

 流通企業は2019年10月の消費増税で売上の伸び悩みが予想されることから人員配置の見直しや退職者の不補充、採用抑制などで固定費削減に着手したと見られる。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連記事