ミスターマックスHD、2回目の上方修正　コロナ禍で8月中間の経常3倍に急増

　ミスターマックスHDは近く発表する8月中間期と来年2月期連結決算の予想を上方修正する。コロナ禍による巣ごもり消費で主力とする実用商品の売上が順調に伸びる一方、経費が想定を下回る。修正は7月中旬に続き2回目。

　中間期の営業収益は前回修正から約30億円増の685億6,200万円（前年同期比12.8％増）になる見込み。営業利益は同14億5,200万円増の36億9,400万円（同約2.7倍）、経常は14億7,700万円増の36億4,100万円（2.9倍）、中間純利益7億700万円増の21億4,100万円（2.7倍）に大幅増額する。

　2月期通期の業績は従来予想に今回の修正分を上乗せする。下期はコロナ禍の影響が見通せないとして期初予想を据え置いた。営業収益は1,287億3,700万円（前期比5.2％増）、営業利益48億4,100万円（97.6％増）、経常46億9,400万円（109.7％増）、当期純利益28億6,000万円（116.5％増）となる。

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