2024年04月25日( 木 )

【続く「第一生命」不祥事】山口に続き和歌山でも顧客から詐取 5,210万円を不正取得

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 生命保険大手の第一生命で、またしても女性営業社員による不正な金銭取得事件が起きた。同社は10月2日に、顧客から19億円超をだまし取った疑いで、山口県の89歳の女性営業社員を刑事告発したばかりだった。

 第一生命が30日に発表したのは、和歌山市内に勤務していた50代の元女性営業社員が顧客20人から計5,210万円を不正取得していた容疑。2016年11月から今年10月にかけて、「貸付」や解約手続きなどを顧客に無断で行い、顧客の口座にお金が振り込まれた後に「誤って手続きが行われたため、回収する」などとして金銭をだまし取っていたとされる。被害額は1人あたり数万円から2,264万円にのぼるとみられる。元営業社員は9月30日に懲戒解雇されている。

【資料】10月30日に第一生命HPで発表されたプレスリリース「元営業員による契約者貸付金等の不正取得について

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