2024年04月19日( 金 )

【縄文道通信第51号】パンデミックと縄文文化

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(一社)縄文道研究所

 NetIB-Newsでは、(一社)縄文道研究所の「縄文道通信」を掲載していく。
 今回は第51号の記事を紹介。

 「パンデミックと縄文文化」というタイトルで日本ビジネスインテリジェンス協会の171回講演会で別添レジメに沿って講演した。

結論

 縄文文化は日本人の源流、基層、水脈であり、その精神性と生活習慣は現代においても引き継がれている。環境適応力、復元力、「日本化」力がある。

理由

 縄文遺跡はすべて水辺に近い場所で発掘されている

自然環境―水が豊富

 四方を海に囲まれ、河川は35,260カ所、湖沼は12,725カ所ある。
 沐浴、飲料、料理、手洗いなどに豊富な水資源を使え、清潔好き

医薬と疾病対策

 和薬―鉱物、動物骨、植物(ドクダミ、七草)
 漢方―仏教伝来以降
 西洋医学―シーボルト来日以降
 和漢洋を折衷した疾病対策

天皇家の神道に基づく祈祷、儀式

 崇神天皇以降の検非違使、屠蘇、七草

 縄文以来の生活習慣があり、自然免疫、集団免疫を獲得してきた。このように日本人は縄文道と武士道の連続性と一貫性により練磨された復元力を有しており、これまでもあらゆる艱難辛苦を乗り切ることができた。
 筆者は今回の新型コロナも、世界に先駆けて必ず克服できると確信している。

 Copyright by Jomondo Kenkyuujo

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