2024年03月29日( 金 )

ホームセンター大手6社の今期、軒並み過去最高更新へ 巣ごもり消費警戒で下期は控えめ

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 ホームセンター上場大手6社の2,3期決算は巣ごもり消費の恩恵で軒並み過去最高になる見通しだ。増収効果に加えDIYや園芸用品などの高採算商品の売上好調で粗利益が改善し利益を押し上げる。上期に緊急事態宣言でチラシなどの販促経費を削減したことも寄与する。

 ナフコの今3月期売上高は前期比9.3%増の2,380億円と17年3月期に記録した過去最高の2,310億円を4期ぶりに更新する。増収も4期ぶり。出店1に対し退店が2店と上回るが既存店が伸びる。経常利益は2.26倍の203億円と14年3月期の123億円を7期ぶりに更新する。

 各社とも増収率を増益率が大幅に上回る。経費を抑制していたところにコロナ特需で想定以上に売上が増加していることに加え、粗利が改善することによる。コメリの9月中間期は粗利益率が33.52%と1.43ポイント上昇した。ナフコは前期までの店舗閉鎖で中間期の販管費が6.4%減少する一方、粗利益率は34.73%と2.05ポイント改善した。

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