2024年03月29日( 金 )

脊振の自然を愛する会が脊振山系におけるレスキューポイント設置の功績により早良区役所から感謝状を授与

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脊振の自然を愛する会 早良区役所から感謝状を授与

 「脊振の自然を愛する会(代表:池田友行氏)」が16日、脊振山系レスキューポイント設置に対して、脊振山系での携帯電話調査で提携したドコモ九州、(株)ドコモCS九州とともに、早良区役所より感謝状を授与された。

 感謝状の授与式には、同会代表の池田友行氏、副代表の平稔氏をはじめ、メンバー計4名が出席した。

 脊振山系(脊振山―三瀬峠)では、レスキューポイント表示版からスマホで QRコードを読み取ると、国土地理院の地図に現在地のポイント(道標の番号)が表示される仕組みだ。さらに、登山者が怪我や体調不良で動けなくなったときには、119番通報をかけると即応できるようにしている。

 脊振山系の井原山で9月13日に高齢男性の滑落死亡事故、太宰府の宝満山で12月12日に高齢女性の登山道からの転落による死亡事故が発生した。登山における一瞬の油断が、死亡事故につながることも懸念されている。

 月刊誌『山と渓谷』の2021年1月号(山と渓谷社、12月15日発売)の新連載「日本山岳遺産の横顔」の第1回目に、脊振の自然を愛する会のレスキューポイント活動が紹介されており、ご関心のある方は参照してほしい。

【石井 ゆかり】

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