2022年06月27日( 月 )
by データ・マックス

第一生命の保険金詐欺(10)~「12月22日の会見について」の匿名被害者の声

 第一生命保険は22日、「『元社員による金銭の不正取得』事案に関するご報告」を公表。それに対して、第一生命被害弁護団から筆者に2通のメールが送られてきた。1通は昨日掲載した「被害弁護団の見解」であり、2通目は、下記の「匿名被害者」からの切実な声であった。

匿名被害者の声

 今回の発表においても、第一生命が、被害者への弁償はあくまで第三者(裁判所)の判断するところとの立場を変更されなかったことを大変残念に思っております。

 私の母や私、その他の被害者の方を含め、全員が「第一生命で特別に評価されている正下さん」だからこそ信用した結果が今回の事件です。なぜ、このように顧客を信用させるだけさせ、監督も行き届かない会社運営をしておきながら、被害弁償は第三者任せなのでしょうか。

 母が、死亡保険金をかけてくれていたのは、一重に、「自分に何かあったとき、この子が少しでも困ることがないように・・」という、強い親心からです。30年に渡る人の時間、第一生命を信用して精一杯の保険金をかけ続けた、顧客であった母の信用に対し、これだけの信用させるに足る肩書を与えながらなお、「被害額全額を立て替える義務はない、調停で決めてもらいましょう」と回答する、第一生命とは「30年信用した顧客の死亡保険金を担当者が詐取しても個人がやったことだから全額返済は決断できない」とおっしゃる会社なのでしょうか。

 どうか、速やかな全額弁済のご決断をしていただけませんでしょうか。そうすれば、少なくとも私は、正下氏への今後の裁可を、少なくとも現在のような、疲弊し、悲しみや憤りを抱えたままの状態ではなく、冷静に見守ることができます。

 どうか、まず第一に被害者救済を、との見地に立ち、早急な全額返済をご決断いただけますことを、何卒お願い申し上げます。

匿名被害者

※原文通りを掲載。

本見解に関する問い合わせ先(被害者弁護団 東京)
【被害者弁護団メールアドレス:daiichiseimei@higaibengodan.com
【被害者弁護団専用電話:03-3359-0613(平日12時~16時)】

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(つづく)

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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