2024年04月19日( 金 )

上位5社シェア、21年度に5割超す 寡占化進むドラッグストア

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 上位5社のシェア、2021年度は5割超へ――データ・マックスの調べによると、ドラッグストアでは大手の大量出店とM&Aで寡占化が着実に進んでいることがわかった。

 売上高上位5社(ウエルシアHD、ツルハHD、コスモス薬品、サンドラッグ、マツモトキヨシHD)の19年度の売上高合計は3兆6,020億円で、日本チェーンドラッグストア協会が調べた全国401社合計の7兆6,859億円に対し46.8%シェアになる。2010年度は5兆4,430億円に対し1兆6,499億円とシェア30.3%で、9年間で16.5ポイント上昇した。18年度比では1.6ポイント増だった。

 大手は大量出店に加え、地方チェーンの買収で売上を拡大している。昨年7月にはツルハHDがJR九州ドラッグイレブンを連結子会社化した。

 10月には4位マツキヨHDと7位のココカラファインが経営統合し単純合計で売上高1兆円と首位に躍り出る。ココカラと入れ替わって6位のスギHDが5位に上昇市、上位5社合計は8兆3,000億円近くになる見込みだ。シェアは優に5割を超し、寡占化が一段と進行する。

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