2024年04月18日( 木 )

取引先への貸出金、取立不能・遅延のおそれ~ラーメン「山小屋」など運営のワイエスフード

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 「筑豊ラーメン山小屋」や「筑豊らーめんばさらか」などを運営するワイエスフード(株)(本社:福岡県田川郡香春町、緒方正憲社長)は15日、自社ホームページで「債権の取り立て不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ」を発表した。

 同社の取引先である(株)ライドライズ(福岡市城南区)が2月22日、福岡地裁に破産手続き開始を申請し、3月10日に開始決定を受けたことにより、同社からライドライズへの貸出金6,600万円について、取立が不能または遅延となるおそれが生じたと説明している。

 同社によると、「かつて当社の子会社が美容・健康事業を手がけており、その関係で、ライドライズが福岡市内のホテルで営業していたエステサロンを改装する際の費用として貸し出した」という。

 なお、同社は今回の貸出金は過年度決算で貸倒引当金として全額計上されているため、当期の業績に影響しないとしている。

【新貝 竜也】

関連キーワード

関連記事