伊藤忠商事などがバイオマス発電所を宮崎県日向市に建設
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伊藤忠商事(株)は15日、大阪ガス(株)、東京センチュリー(株)、(株)東京エネシスとの共同出資により、電気などの供給事業を行う「日向バイオマス発電(株)」を設立し、宮崎県日向市の細島工業団地にバイオマス発電所(発電容量:50MW)を建設することを決定したと発表した。バイオマス発電所は、2024年11月の運転開始を予定している。
バイオマス発電の燃料となる木質ペレットを伊藤忠商事、国産木質チップを大阪ガスグループの(株)グリーンパワーフュエルが供給する。同発電所は、東京エネシスが運転や保守を行い、大阪ガス子会社のDaigasガスアンドパワーソリューション(株)、東京エネシスがオーナーズエンジニアリング業務を行う。オーナーズエンジニアリングとは、オーナー企業が発注者となり、専門家を雇用して適宜必要なサポートを受けながら設備更新を行うことだ。
日向バイオマス発電の出資比率は伊藤忠商事が35%、大阪ガスが35%、東京センチュリーが25%、東京エネシスが5%。発電所の建設や運転に必要な資金の一部はプロジェクトファイナンスで調達する。
同発電所の施工の取りまとめは、三菱パワー(株)が行う。細島工業団地に隣接する細島港を活用した効率的な輸送体制を構築することを目指すとしている。
バイオマス発電事業が国産材の活用につながることが期待される。
【石井 ゆかり】
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