2024年03月29日( 金 )

【読者からの投稿】朝倉未来戦を見て感じたこと

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 先日行われた「RIZIN」の朝倉未来対クレベル・コイケ戦を見ました。朝倉未来を応援していましたが、これまで朝倉未来はセンスだけでやってきました。すごいことではあるのですが、センスだけでは超えられない壁があることもわかりました。対戦相手のクレベル・コイケはその高い壁だったのではないでしょうか。

 朝倉未来の「負けっぷり」は悪く、完全に落ちていました。レフェリーの制止があと数秒遅れたら、リング上で死んでいたかもしれません(頸動脈の血の流れが止まって脳に血が流れないからです)。

 血の流れはお金の流れにも通じています。共通点は「流れが止まれば死にます!」。もう一生分稼いだから引退してもいいのではと思います。

 しかし、日本の税務体系では、80%は税金でもっていかれますので、これくらいの稼ぎだけでは将来の生活が大変です。ただ、強く有名な格闘家がYouTubeをやっているから見る人が多かったわけで、動画内容そのものはどうってことのないものばかりでした。

 朝倉未来の格闘家としての価値がなくなれば、視聴者も減り、視聴者が減ればコラボしてくれる有名人もいなくなる。しょせん、素人の「喧嘩ファイター」だったのです。

 すべては強い格闘家としての朝倉未来ありきなので、弱くなればすべてが崩れるのは当たり前のことです。そして、気付いているかもしれませんが、「取り巻き連中」は朝倉未来がいなければ何もできません。

 たぶん彼は引退(今まで良い思い出が多過ぎたので、再起するエネルギーは残っていないと思います)で、チームは解散でしょう。

 YouTubeの世界では、雪崩的現象が起きると考えます。「素人はプロには勝てない!」。今までの対戦相手が単なる「噛ませ犬」だったのです。これが現実の世界です。

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