2024年04月24日( 水 )

お盆帰省や夏のレジャー、おでかけ前はマイカー点検

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car_drive 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)福岡支部(太田憲男支部長)は、マイカーでの外出機会増加に伴い、JAFへのロードサービス救援依頼が増えるお盆を控え、「夏のドライブに関する注意点」をまとめた。

 同支部が昨年のお盆期間中(2014年8月9日~17日)に福岡県内で実施したロードサービス3,745件の内容をみると、一般道では「過放電バッテリー」が最も多く(3,608件中970件)、次いで「タイヤのパンク・バースト等」(544件)「カギの閉じ込み」(296件)だった。なお、「カギの閉じ込み」の中には、「子どもを残したまま車内にカギを閉じ込んだ」例もあった。
 また、高速道路では「タイヤのパンク・バースト等」が最も多く(137件中42件)、「燃料切れ」(21件)、「事故」(18件)と続き、一般道とは異なる傾向が見られた。

 これらの状況をふまえ同支部では、真夏のクルマでのお出かけ前にはマイカー点検を実施するよう呼びかけるとともに、救援体制を強化し24時間・全国ネットで、“安全と安心の支え”となるロードサービスを提供するとしている。

 詳しい内容はコチラ

■チェックポイント

(1)燃料
 燃料切れは、未然に防げる代表的なトラブル。早め給油と小まめな残量チェックを習慣づける。
 なお、九州内の高速道路には100km以上ガソリンスタンドがない区間があるため注意が必要(長崎道下り:金立SA先~長崎IC 等)。

(2)タイヤの残り溝と空気圧
 高速走行時にタイヤ関連のトラブルが発生すると、重大事故につながりかねないため、タイヤの空気圧は適正か、スリップサインは出てないか、キズ・ヒビはないかチェックしておく。

(3)子どもの車内放置は厳禁
 JAFが実施した実験によると、真夏の炎天下において閉め切った車内では、わずか15分で熱中症指数が危険レベルに達することがわかっている。ほんの短時間でも、車内に幼い子供を絶対残さない。

 

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