2024年04月26日( 金 )

モンドセレクション賞、問題の石鹸も連続受賞

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 1961年にベルギーの首都ブリュッセルで設立されたモンドセレクション賞。毎年800カ国以上の国から多くの商品が出品されて評価されている。最も多いのが日本からのエントリーと言われており、実際に、申請代行などの受賞請負業者も存在している。受賞したさまざまな菓子・食品・飲料などが宣伝広告に使用するために、わが国での認知度は急上昇。受賞式の写真をホームページなどに誇らしげに掲載する経営者もいる。
 ところが一般消費者への受けが良い反面、業界での評価が低いことはあまり知られていない。食品業界などには品質・安全、衛生面でさまざまな第三者認証制度がある。消費者の生命にかかわる問題の歯止めとなるこれらの制度に比べて、「モンドセレクション賞などほとんど意味がない」(業界関係者)という声もある。

 福岡市のニュースサイトHUNTERは、一般消費者が商品の品質の高さを保証するものと認識しているモンドセレクション賞を連続受賞した商品のなかに、石鹸「茶のしずく」があることを疑問視している。同商品が2009~2010年に健康被害を引き起こし社会問題となったことは記憶に新しい。なかでも同サイトは、連続受賞期間中に健康被害が生じたことに驚きを隠せずにいる。

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