野球「プレミア12」、台湾チームには日本で活躍した選手がズラリ
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11月下旬まで開催される野球の世界大会「プレミア12(世界12強棒球賽)」に向け、台湾チームは上々の仕上がりを見せている。
台湾チームの監督は、西武ライオンズの元投手で、ホークスの投手コーチも務めた郭泰源氏が務める。投手には、ベテランの潘威倫投手(統一)を始め、ロッテの陳冠宇投手、西武の郭俊麟投手ら、日本のチーム所属の選手が選出された。野手でも林益全選手(義大)、林智勝選手(Lamigo)、高国輝選手(義大)、林泓育捕手(Lamigo)ら、リーグでも打撃部門でタイトル争いに絡む選手らが選ばれた。また、注目は、日本ハムの陽岱鋼選手で、打撃の中軸としてチームを牽引する存在になりそうだ。
台湾代表チームは、10月末から11月上旬まで、台中市で、統一や義大といった国内チームと練習試合を重ねて調整した。郭泰源監督は「調整は順調に来た。先発投手の組み方などが重要になるだろう。主力打者には重複する守備位置の選手もいる。特に、打撃の良い林泓育選手の起用ポジションも含めて考えていきたい」と話す。台湾チームは、ドミニカ、アメリカと展示試合を行い、台湾チームの予選はオランダ、イタリア、カナダ、キューバ、プエルトリコと対戦する。
日本チームも含めた予選は、台湾、東京で開催。21日に東京ドームで開催される決勝戦に向け、試合をこなしていく予定だ。
【杉本 尚丈】
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