2024年04月26日( 金 )

水面下で動くのはホテル用地か 住吉地区周辺

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JR博多駅周辺で、いくつものホテル開発が進んでいる。外国人観光客、国際会議にコンサートなどで増える一方のホテル需要。これだけあっても、まだまだ足りないのが現状だろう。さらなる用地探しは困難を極めそうだが、博多駅から少し足を伸ばした住吉地区周辺でも開発の動きが確認された。

 1つは、住吉神社から駅寄りの約270坪の土地。駅からのアクセスも良いこと、さらには地価上昇も相まって、売り主の希望価格は強気の坪500万円。さすがに強気の値決めなのか、数社が手を挙げたようだが、なかなか希望通りの値段提示がなく、値下げも検討しているとか。200程度の客室の確保は見込めそうだ。

 またもう1つは、やや駅から離れるが、ここも一等地。長らく土地の取りまとめに時間がかかっていたが、10月末にようやく所有者変更となって、一歩前進。1,000坪ほどの土地は、すでに大手ゼネコンに渡る予定だとか。

 駅周辺のホテル群が過密化すれば、自然と外側に広がる。これまで考えられなかった場所にホテルが建設されることも、あり得ない話ではない。
【東城 洋平】

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