2024年03月28日( 木 )

坪1 000万円の落札劇から覗く第二幕

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ヤマハ九州ビル跡地

 入札になっていたヤマハ九州ビル跡地だが、すでに坪当たり1,000万円で落札されたという。マンションやオフィスビルでは採算が合わないとホテル開発が噂され、博多駅周辺で大規模な開発が続くなど集客力向上に期待がかかる博多エリアといえども、驚愕の金額だ。

 ただし、真裏にあるビルを合わせて取得すれば、ブロックを貫く建物の開発が可能となり、より有効に土地の活用ができるようになる。また、取得価格次第だが、敷地の単価を抑えられる可能性もある。同地は、今年10月に福岡市内の不動産会社が取得。空室が目立つことから、売却の可能性も大いに考えられる。また、取得価格はヤマハ九州ビル跡地の落札価格の半値以下とも聞かれ、合わせて取得すれば坪単価を100万円以上押し下げることも不可能ではない。
 いずれにしても、ホテル建設が開発候補の最右翼と見られており、林立する周辺のホテル開発計画とともに注目を集めそうだ。

【永上 隼人】

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