九州への進出続く 大手パチンコチェーン
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パチンコ人口の減少、低貸玉店の増加などにより、パチンコ業界の衰退が叫ばれて久しい。地場企業運営のパチンコ店の灯が消える一方で、九州外から大手パチンコチェーンの進出が相次いでいる。
8月末に閉店した「アミューズメントゼウス太宰府店」跡には、北海道でパチンコ店を展開するイーグルグループが九州初進出。12月26日に、「イーグル アールワン太宰府店」をオープンさせる。
同じくまたこちらも8月末に閉店した「アミューズメントゼウス筑紫野店」は、閉店と同時に、新設された大阪の一般社団法人に所有権が移転している。建物も新しく駐車場も充実していることから、居抜きでの活用が考えられる。今年4月に閉店したスーパー西友諫早店跡地には、「パチンコ&スロット123」を展開する、関西最大級の延田グループが開業を予定している。延田グループとしては、今年4月に福岡市博多区住吉に九州初進出となる「123博多店」を開業している。
ほかには、過疎地域にあるものの、9月に破産開始決定を受けた(株)マンゲンの運営していたパチンコホールの跡地なども、そうした居抜きでの大手進出の対象になりそうだ。
【東城 洋平】
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